福寿草の根
宇井清太が新発見したラン菌は「材木腐朽菌」である。
ここに視点を合わせて、植物を観察すると、植物分類学から見た植物の姿とは異なった姿が見えてくる。
植物が生きるための姿である。
種を維持継続する姿である。
植物分類学から見た植物では、本当の植物の姿が見えない。
SUGOI-neが開発されたことによって、別な視点にたった植物栽培法が生まれる。
根を見るとエビネ、カキラン、福寿草の根と
ヒトリシズカの根は・・ほとんど同じである。
「根毛」がヒトリシズカの根にもない。
「菌根」?である。
カキランの根
エビネの根
ヒトリシズカの根
この葉を見ると、エビネの葉と全く同じということがわかる。
だからエビネ栽培では、ヒトリシズカの光を観察すれば良いということになる。
根もほとんど同じ姿を持っている。
枯れ落ち葉の中に自生する植物はほとんど似ている。
ヒトリシズカ。
センリョウ科植物は原始的な植物で、アフリカ大陸を除く
東南アジア、マダカスカル・・・及び中南米の新熱帯に自生する。
つまりランの自生地とほとんど重なるのである。
この原始的な植物と最も進化したランが、
ほとんど自生地が重なるということは何を意味するのであろうか。
そこには共通の材木腐朽菌が生息しているのではないか。
このように考えると説明がつく。
こういうことから、宇井清太新発見のラン菌(材木腐朽菌)が
関わりが深いことがわかった。
ランが共生すればラン菌となるが、同じ材木腐朽菌を多くの植物が共有
していると考えられる。
林の弱い光の中、枯れ落ち葉の中に自生する。
この条件で生きるには、木々が零し落とした光を拾って生きなければならない。
そのために4枚の葉は四方に展葉して、出来る限り光を受け取る姿になっている。
ここまでは、目に見えるから、どんな植物図鑑にも書かれている。
問題は、目に見えない林床の中である。
根は何処に張っている。
その林床の中には、どんな微生物がいる?
左の写真は、枯れ落ち葉が堆積している所に自生している写真である。
2枚目の写真は、石灰岩の裂け目の非常に貧しい栄養状態の場所に
自生しているヒトリシズカである。
細々であるが生きている。
石灰岩の裂け目には、枯れ落ち葉が堆積している!!
こういう場所でも生きられるというのは、どういうことなのか?
こういう場所にも「枯れ落ち葉」が少しでもあれば、
そこには材木腐朽菌が生息し、枯れ落ち葉を「エサ」として生きている。
材木腐朽菌が枯れ落ち葉を分解すれば、そこには炭素循環による、
セルロース、リグニンを分解した「糖」がある。
この養分でヒトリシズカは生きられる。
そういう共生関係で生きている。
石灰岩の割れ目に自生する植物は他にもランのパフィオの一部、秋明菊、
ウラベニ大文字草・・・・
こういう植物は岩盤の石灰を好むから自生すると見られるが、
裂け目に落ち堆積した枯れ落ち葉に生息する材木腐朽菌が好きなのである。
SUGOI-ne栽培講座
SUGOI-neによるヒトリシズカ栽培
宇井清太
HOME
konnposuto 1151